底辺人間記録

底辺人間の行き場なき思考の肥溜め

急募:厨二病の治し方

厨二病を患っています(25歳・ニート

ブログ主は厨二病を拗らせている。それもちょっとやそっとではない。本当に中二だったのなんて十年以上前なのに、二十五歳になった今でも引き摺っているくらい相当に重症である。今回の記事はどうかその旨を了承の上で読んでほしい。本当とてつもなくイタイのは自覚しているのだが、どうも治せそうにないので私の記録としてここに残して置きたい。

 

 

本当助けてください...

私の言う厨二病とは、アニメのようなあれではない。自分の頭が相当におかしいことは自認しているが、さすがに本気で詠唱を行ったり魔法陣を描いたりまではしていない。ないですよ。本当にないですからね。本当に。私が言いたい厨二病とは「自分は特別な存在であるという思い」のことである。二十五歳にもなって、私はまだその思いと決別できていない。いやアラサーで無職で底辺が何言ってんの?って感じですよね。私もそう思います。特別であるどころか凡にもなれていない、超落ちこぼれである現実は分かっているのだ。死ぬほど分かっているのだが、「いやいや特別でしょ」という声がずっと消えないのである。相当イタイ奴ですよね。本当そうなんですよ。誰かどうにかしてください。

 

 

もろてもろて

特別というのはなんというか、めちゃくちゃ才能があるとかそういうのではなくて、ただ事実として私が生まれなかったら世界は存在しなかったじゃないですか。まぁ「私にとって」という枕詞はつきものだが、そうであるとしてもそれが「私にとって」の真実であることに変わりはない。実際他人というのは全て「私の世界」の一登場人物に過ぎないだろう。他人が死んでも(死体になっても)私の世界が終わらなかったことが何よりの証拠である。その意味で考えるならどうみても私は特別じゃないか。「それは誰にとっても同じことである、お前だって他人からしたらただの登場人物のひとりでしかないし、なんならそもそもほとんど登場すらしないモブ以下だよ」なんてツッコミは一旦小脇にでも挟んでもろてもろて。私はあくまで「私の世界」の話をしているのです。

 

 

この中に厨二病の治療ができるお医者様はいらっしゃいませんか?

「他人や世界にとって」は自分は特別でないどころか、ほとんどの人の人生に登場さえしないということは骨の髄まで理解しているのだ。でも「私にとって」私はどこまでも特別なのである。だって私が生まれることで世界は存在し、私が死ぬことによって世界が終わるのは明らかなのだから。特別視する理由としてそれだけで十分であろう。「でも皆あなたと同じだよ」というのが事実であることは分かるが、それはどこまでも「私にとって」の真実にはなりえないのだ。この真実が覆らない限り私は厨二病を卒業できないのである。あぁ一生厨二病を患っている自分の姿が魔眼で鮮明に見えるよ...…ウッ…右目が疼く。

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