底辺人間記録

底辺人間の行き場なき思考の肥溜め

百四十日十二万字書いてきて思うこと

おぇぇ

管理画面を開いたら、投稿記事数百四十という数字を見てしまった。シンプルに気持ち悪いな。まぁ私の場合はちょくちょくお休みしているので実際には百二十記事くらいなのだろうけど、それでも年の三分の一である。四ヶ月ブログを書いてきたのですよ、気持ち悪い以外の言葉が出てこない。だいたい一記事あたり千文字なので、字数にして約十二万字。おぇぇ吐きそう。




吐きそう

いや、何もブログを書くそのこと自体を気持ち悪いと言っているのではないのですよ。「私が」書いているからそれは気持ち悪いことなのです。書きたくない書くものがないとさんざん言ってきた私が、十二万字どこからか生み出してきたというそのことが、気持ち悪くて仕方ないのだ。死んでないから生きているだけみたいなことを常日頃口にしておきながら、その実このブログを続けることに人生を賭けている。結局はめちゃくそに死にたくないし、めちゃくそに生きていたいと願っている。それだけでなく、価値ある生を送りたいと思うまでに欲張りである。生み出されてきた文章それ自体はそれなりに好きであるし、書くという行為も好きであるのだが、書いてきた事実を改めて振り返ると、その矛盾に思わず吐き気を催してしまうのだ。でもだからと言って、書くことをやめる気はさらさらない。死んでないから生きているだけと言い張るスタンスも捨てる気はない。私がこの矛盾を抱えている自分を好きなのだ。人間がひとり生きていれば矛盾は当たり前にあるのだし、矛盾それ自体が悪ということもないのだから、吐きそうな自分も含めて、存分にその矛盾を楽しみ尽くしたいと思うところである。




記録って難しい

このブログは記録である、ともさんざん書いてきたけれど、記録というものはそんなに簡単ではないなと十二万字書いてきてしみじみ感じている。記録の観点から言えば、このブログの達成度はせいぜい四割くらいであるように思う。別に残り六割が嘘というわけではないのだが、恣意的に書く内容を選んできたのが本当のところである。溢れてしまうものでもなく書きたいものでもなく、これなら一つの記事を書けそうだなという基準で執筆した記事はたくさんある。とても記録とは言い難いであろう。




まぁ無理せずのんびり頑張れ…

人生という長い目で見れば、四ヶ月なんて大したことはない。一年でも大したことはないな。せめて十年である。なんでも「十年やってたんすよ」と聞いたら、基本的にはほぇーすげーという気持ちになる気がする。まだ三十分の一か。え、大丈夫か私...十年後には血反吐はいてたりして...。

f:id:kabiru8731:20211119023916j:plain