底辺人間記録

底辺人間の行き場なき思考の肥溜め

続・仕事辞めることにしました

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仕事をやめると告げてきました。はぁぁぁこれでスッキリ!…とはまぁいかない。人間の感情や決断はいつも白か黒かってそんなはっきりした二択じゃないから。突発的に辞めることを思いついたとはいえ、色々な取捨選択をし、辞めたい自分と続けたい自分が何度も何度もせめぎあい、結果的に辞めたい自分がギリギリ勝って表出したというだけで、全く純度100%の気持ちではない。後悔もたくさん含まれる決断になった。何かの選択を手放さなければいけないのはいつだって自分の力不足が原因である。その力不足を解消させることなく、私は延々と現実を逃げ惑っている。

 

 

2

もう既に何度も仕事を替えてきた。前にも書いたが私にとって仕事は生きるお金を得るための手段でしかないから、その仕事が自分の生活や感情にまで侵食してくると、だんだん許せなくなる。本末転倒の危機を感じとってしまうと、もう後先考えずにすぐ辞めてしまうから、仕事が続かない。一言で言えば仕事において当たり前に必要な我慢や忍耐みたいな力が私には全然ないのである。だってこんなのを続けるくらいならいっそ「死んだ方がマシだ」なんて考えてしまうのだもの。

 

 

3

死が一番怖いことだと常々このブログでは書いてきた。それは自分の感性的にそうだという話であるが、そもそもの認識としても、そう認識しなくてはいけないものだと私は考えている。つまり「死んだ方がマシだ」と思うような出来事が起きたのなら、絶対に放置してはならない。なぜならそれは誤った認識だからである。死よりもマシなことなんかない。もしそう思ってしまう環境にあるのなら、一刻も早くそこから立ち去るべきだ。死んだ方がマシだと思うようなことをいくつも飲み込んで我慢して忍耐した先には何も待っていない。それが自分の命をかけて目指すと決めた目標の道中であるならばまだ良いかもしれない。なぜならそこには死を超えた価値があるからね。

 

 

4

おそらくあと一ヶ月ほどでこの仕事は終わる。その先のことはまだ何も考えていない。とりあえず早く諸々忘れたいというのが今の率直な思いですね。過去って遠ければ遠くなるほど都合の悪いところは忘れ去られて、自分の見たいものだけが見たい形で現れてくるじゃないですか。逆に近ければ近いほど何もかもが鮮明だから、嫌なことも度々思い返される。早く全部過去のことになって、いやぁ、あの時思い切ってやめて良かったわ、本当に決断した自分天才って振り返られる視点に飛んで行きたい。

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