とんでもない
ブログを開設して以来、毎日のアクセスが必ず一以上はある。これは何かとんでもないことなのではないかと時おり思う。毎日自分の書いた文章が誰かしらに読まれているのですよ。あぁとんでもなくとんでもないな。
ネットに書けばいつかは絶対誰かに見つかる
ネットに公開している以上、やはり誰かには読まれたいと思う。読まれたら端的に嬉しいし、書くことへのモチベーションにも繋がる。だがそれは誰にも読まれなかったら書かないということとイコールなのではない。もしこのブログが今日まで誰にも見つからないで来たとしても、きっと私は変わらずに書き続けていたのだと思う。インターネットというものの性質上、続けていけばいつかは絶対誰かしらに読まれることは、はっきり分かるのだし、後はそれがいつ訪れるかのタイミングの問題に過ぎないからだ。最悪の最悪、そのタイミングが私の死後に訪れるだけのことである。
このブログは不純な動機によって始まりました
その最悪の想定から今を眺めてみれば、まるで天国だ。毎日毎日黄色の棒グラフがニョキニョキと。これ一体何事か。自分の書いた文章は価値がないから、誰にも読まれない方が妥当だ、と自信がないわけではない。自分の書いた文章は大変に価値があるから、他人に読まれるかどうかはもはやどうでもいいことだ、と自信が漲っているのでもない。ただこのブログの始まりはまことに不純な動機によるものであり、今も私はその延長線上にいるので、これらの書かれたものをどう位置づけたらいいのか、自分にもよく分からないのだ。手に余っているのである。その手に余っているものが毎日誰かしらに読まれているのである！あぁやはりとんでもない。
希望として
これから先、死ぬまで自分の文章が誰かしらに読まれ続ける未来を想像する。それは私にとって幸せなことだろうか。何の躊躇もなくきっぱりと「そうだ」と言い切るのは難しい。正直に言えば、私の幸せとはあまり関係がない気がする。読まれても読まれなくても、きっとこのブログは続いていくし、私は死ぬまで生きている。でも限りなく続いてほしいとは思う。単純に嬉しいからという理由で。まぁ私が左右できることではないので全部戯言なのですけど。
全部盛りブログ
このブログは創作の部類ではない。純粋な毎日の記録というのでもない。嘘もいつわりもデタラメも現実も真実も事実もたぶん全部含まれている。端的に一言で言えば、私の人生そのものが反映されたものである。毎日の黄色の棒グラフが、それだけ私の人生に興味のある人がいるということを示していると言えるかどうかは分からない(たぶん言えない)。でも、仮にもしそうなのだとしたら、それはとんでもないことである。いやそうでなくても、やはりとんでもないことである。
