底辺人間記録

底辺人間の行き場なき思考の肥溜め

2023-01-01から1年間の記事一覧

個と種の非対称性

1 種にとって個は種を存続させていくための道具だ。反対に、個にとっての種も同様である。お互いがお互いを生かし、お互いがお互いを利用し合っている。種は個の経験の数だけ学習し、より生存の確率を上げる。そして、次なる個はその環境の中へと生まれてく…

またこの話ですか

1 ここ最近の記事を読み返したら、「あれ?同じことしか言ってなくない?」と思い至りましたが、今日も相も変わらずその話をしていきたいと思う。私の人生にとって一番大事なところだもの。何千回語っても多分語り足りないね。さて、今日は再び不足について…

三月になりましたね雑談

三月になりましたね。二月はブログ的に見ればボロボロだったけれど、そのおかげで自分のスタンスはもうだいぶ変わって固まってきたかなという感じ。今月で通常運転に戻れるかは分からないが、いずれにしても、そろそろかな。書くこと、それが自身の不足を埋…

したいからするへの集約

1 「しないと生きていけないからする」と「したいからする」の違いは、当然それをしなくても生きていけるかどうかだ。でも、本当にそれをしないと生きていけないということはたぶん人生においてあまりない。食べたり、飲んだり、眠ったり、人間の生を支えて…

生まれ変わるまでの時間

1 自分の中の不足を埋めていくのではなく、なくしていく方に動き始めてから、このブログは本当に私にとって無用の長物になってしまった。今までは不足を作りだしてまで、それを書くことのエネルギーに充ててきたのだから、きっとその反動で一気にやりたく無…

書きたかったので書いた記事

1 埋まらない不足に絶望しながらそれを補っていこうとすること、或いは欺瞞という苦しみを伴いがらその不足を肯定しようとしていくこと。それら負の感情に苛まれながらでしか、よいものは生まれ得ない、或いはそのように生み出されたものにしか生み出された…

普通に生きるのって楽しいな

1 この頃、普通に生きてるのが楽しい。楽しくて充実してるからこのブログを開くことさえしない日が増えてしまった。新しい家では家電を一式揃えたことで、金は無くなったが、おかげで自炊という技を覚えた。働いて、帰りがけにスーパーに寄って食材を買い、…

戦いと棲み分けの末

1 私は常々他人を尊重したいと考えている。それは尊重できた方が自分にとって気持ちが良いからだ。尊重しないことは、ただその分の己の小ささを痛感するだけであって、個人的にはメリットが存在しない。だから、他人がどんな性質や特徴を持っていたとしても…

後悔と未練のない死を迎えるには

1 後悔のない死と未練のない死を迎えるには、それぞれ方法がある。どちらも同じことで即ち、それらの余地を潰すのである。後悔のない死の場合は、自分が生まれたことに焦点を当てることで、全てを偶然とし、どんな選択もその偶然の産物に過ぎないと捉えて、…

隣人から考える理不尽

1 新居に越してきて気づいたこと。隣人がくそうるせぇ。どうやら毎日夜中に熱唱するか、人と楽しく通話するのが趣味のようで、しきりに音楽の音と歌い声、高めの笑い声が聞こえてくる。こういう時のお役立ちアイテムとして、私はノイズキャンセリング機能搭…

#近況雑談記7〜やっぱり毎日書こう〜

1 やっぱり日にちを空けるとどんどん書く気が失せていく。だめだな、ということで今日からまたなんちゃって毎日投稿をちゃんとしていこうと思う。何かを続けるためにはやっぱり続けていかないとな。続けるために日にちを空けるなんて本末転倒になりかねない…

書かなくて済むために書いている

1 文章など書かせないでほしい。こんな底辺のへっぽこに「自分にしか書けないものがある」なんて思わせる世の中には心底絶望を覚える。お前のような雑魚キャラが出る幕などあるわけないだろ、と私を怯えさせ萎縮させてくれる世の中なら、どんなによかっただ…

言葉を自由に使うためには意味から自由にならないといけない

1 言葉というのものは自由には使えない。もちろん、どんな言葉を選ぶかは自分の自由だが、その意味は固定的である。既存の言葉には全て定義やその指定する範囲というものがあって、それを無視して自分勝手な意味で使っても、端的に用法を間違えているだけの…

世界の広げ方

1 世界の広げ方は大雑把に言って二種類ある。一つは自分の未知なものをどんどん仕入れることだ。ジグソーパズルで言えば新しいピースを自分の中に取り込む作業である。へーこんなピースもあるんだと知っていくことで、単純に量が蓄積されていくので、その分…

人間の愛と神の愛

1 人間ひとりの愛はすごく脆いのだと思う。何かしらの抵抗を少しでも感じると、それだけでバラバラと崩れ落ちていってしまう。臆病だと言い換えてもいいかもしれない。何かと愛する対象に対して、慎重になりがちなのである。愛はそれだけ人にとって貴重であ…

このブログのこれからについて

1 私の記事は一日おくともうそれだけでダメになる。ダメとは自分の気持ち的に出したくなくなるという意味。なぜなら、このブログは名前の通り記録だから。その時に出た生のもの、鮮度が何より大事なのであって、リアルに一番近いところにあるからこそ、この…

馬鹿は死んでも治らない

1 昨日の今日でなんですが、少し回復しました。自分に関するいろいろを楽しめる視点が徐々に帰ってまいりました。なんでそうなれたのかはたぶん「どうしようもなくなったらどうしよう 」と考えている自分の馬鹿馬鹿しさに気づいたから。どうしようもなくなっ…

二月になりましたね雑談

二月になりましたね。過去最低な気分で新しい月を迎えることとなりました。もうやる気があるとかないとかそういうレベルの話ではなく、やる余裕と暇が精神にないといった感じになってきた。二月はどうなっていくのか分からないが、少なくとも今の自分にはよ…

未来と今の整合性問題

無理オブ無理 最近は手一杯なため、しばらくは個人的な記事が続きます。よろしくお願い致します。さて、この頃なんにもできていない日々が続いている。ここでのなんにもとは即ち、私の目標である後悔のない死に向かうための全ての行為である。本を読むであっ…

近況雑談記事#6〜切羽詰まってて無理〜

1 はぁやる気がない。もう今月は六日も休んで、休み回数の過去最高記録を不名誉に更新してしまったのに、全く書く気が起きない。新しい職場の環境が思ってたのより悪かったし、新居も色々トラブルがあって、更に引越しで大金使って金欠だし、切羽詰まってて…

失うこと加えられること

1 自分が今既に持っている「よい」ものを失うというのは大抵苦痛を伴う。それは「なぜ」失われなければないのか、端的に答えがないからだ。答えはないのに、現に失っていることだけはよく分かるから、本当やるせない。何の「よい」を失うにしても、そうでは…

進歩し続けるから変わらないでいられる

1 私はたぶんもう一生変わらないのだと思う。だってもう一生変わらなくてもいいやと自分で思っているからね。でもそれは進歩しないって意味じゃない。変わらないけれど進歩はする。むしろ、ずっと進歩し続けるという意味で変わらないのである。具体的に何を…

不自由を自由に選べる時代

自由がすぎる時代 自由になりたい、人は常にその願望を奥底に抱えているはずだ。歴史的に見ても明らかであり、今この時代はどう見ても今までで一番自由な時代であろう。こんな底辺な奴がネットに自分の好き勝手に書ける時代ですよ。すごすぎますね。だが、こ…

人付き合いは難しい

難しい 人付き合いの難しさの原因は色々あれど、 一つの大きな前提として、みんながみんな違う人間だから、というのがあるだろう。何に喜び、何に悲しみ、何に怒りを覚え、何を失礼に思うか、全部が全部人それぞれだから、どんなに自分がが誠意をつくしたつ…

ブログを書き続けることの半分

半々 私がブログを書き続けることの半分は、自分のためである。悔しさや怒りやその他、現実においては消化できない思いを言葉にして発散させている場がここである。だが、全部が全部自分のためというのではない。もちろん、大枠で見れば別である。人は誰だっ…

過去の意味はいつでも変えられる

未来は今には手が届く 未来には無限の可能性があるけれど、なんでもできるというわけではない。それは自分自身の能力の限界から言ってももちろんそうなのだが、未来というものの性質からしてできないこともある。ズバリ、過去を変えることだ。過去は文字通り…

失ったものは取り戻せない

歳はとりたくないな 私はずっと何かを取り戻そうとしているような気がする。それはたぶん十代の自分と、自分が産まれる以前の世界だ。歳をとるとは私にとって日に日にノイズが大きくなることを意味している。そのノイズを毎日どうにかこうにか消して、奥底に…

個人に生きる喜びを与えるのが先決

一瞬生きるだけなら誰にでもできる 人は一人では快適に長く生きていけない。存在するのは自分の力ではないから一瞬生きるだけなら生まれてきた全ての人に可能であるけれど、それをより快適なものにしていくことと、より長く続かせていくことには他人の力が必…

近況雑談記事#5〜生きていくのって大変〜

1 引っ越してきたはいいものの仕事がまだ始まらない。採用されたはずなんですけど、連絡したら、連絡をお待ちくださいとのこと。おいおい、大丈夫かよ。もう来ちゃったぞ。家賃も電気代も何もかもな支払いが近いうち押し寄せてくるのに、働けないのか私。ま…

近況雑談記事#4〜新生活が始まったことについて〜

1 さぁ新生活の幕開けだ、という意気込みも束の間。死ぬほど疲れました。新生活の準備って別に今までしたことないわけじゃないのに、完全に舐めていた。以前の自分は若かったのだなあと痛感しました。家具の新調や日用品の買い出しであちこち歩き回って足が…